青森研修旅行
2日目国際芸術センターを見学後、「世界文化遺産」三内丸山遺跡へと向かいました。
▲三内丸山遺跡俯瞰
敷地内には、複数の復元された竪穴建物や掘立柱建物、当時のまま保存された掘立柱建物跡等があり、
俯瞰で見てもわかる様に自然素材で形成された集落は、周辺の自然の一部に感じさせます。
▲大型竪穴建物(復元) ▲大型竪穴建物内部(復元)
竪穴建物は、地面を掘下げクリ材を使用した掘立柱を軸とした木組で茅葺屋根を支えています。
遺跡内で最大の竪穴建物は、長さが32m程で共同作業場や集会場といった説があります。
▲大型掘立柱建物(復元) ▲当時の大型掘立柱建物跡
竪穴建物同様、掘立柱は直径約1mのクリ材を使用し、柱穴は直径約2m、深さ約2m、間隔4.2mで
6本の柱で高さ約14.7mもの大きな建物が構築されています。
用途としては、物見櫓やモニュメント等の説があります。
▲三内丸山遺跡ジオラマ模型
模型でもわかる様に、遺跡の規模は42haで東京ドームの約9個分の大きさです。
現代ではなかなか体感できない当時の建物の空間や生活が体感できる見学でした。
三内丸山遺跡
縄文時代前期~中期(紀元前約3,900~2,200年)
令和3年7月 「北海道・北東北の縄文遺産群」として世界文化遺産に登録