東京都江東区新木場駅前にある材木会館です。
この日新木場駅に降り立ったのは、古い倉庫をリノベーションしたギャラリー併設カフェ
CASICAが目的でした。なので材木会館はたてもの探訪ではなく、通りすがりに外観を軽く
見ただけなのですが・・・
目を引く美しさは通り過ぎることを許さないものでした。
たてに細長いRCのラインとラインの間に、大小の様々な枡が綺麗に納まっているかの様な外装。
自然の木目が活きた105角ヒノキ材が作り出すやわらかさと、丁寧に組まれている本実型枠で仕上
がったコンクリート打放しが規則性を作りだし、見ていて飽きないものでした。
月日の経過が生み出す木肌の変化で、全体の雰囲気を変え続けていく姿が楽しみです。
会館主催で平日は無料見学ツアーがあるそうなので、いつか参加してみたいと思います。
建築設計 山梨智彦、日建設計+勝矢武之、NSD / 構造設計 日建設計
地下1階、地上7階
鉄骨鉄筋コンクリート造 一部木造 一部鉄骨造
2009年竣工
訪れて撮影したのは2023年4月です。